ボブン(アジア料理)をマラケシュのメディナで!庭で寛げるレストランLa Ferme MEDINA

hotel&restaurant La FERME MEDINA

hotel&restaurant La FERME MEDINA

5月に入り、日中30度近くになる日々もあるマラケシュ。

アトラス山脈の頭に残っていた雪も、日に日に少なくなっております…30年前は通年雪が残っていたというのが嘘のようです。。。真っ白いアトラスを拝めないのはちょっと悲しいのですが、暑くなると「これがマラケシュだよ~」という気分にもなります。

暑いマラケシュ観光に疲れたら、肉と野菜を土鍋で煮込んだタジンを食べますか?

はい、私は、食べたくありません(笑)。ただでさえ暑さで食欲減退しているのに、熱々のタジンなんて…という気分です。ですがメディナ(旧市街)では、タジン以外のものとなると、フレンチとか、ピザ屋とか、けっこう重たいものが多い。

そこに現れた救世主、メディナ(旧市街)のRiad Laarouss(リアドラルース)というマラケシュに住んでいる人なら誰でも知っている地区にある、La Ferme。

ここは、メディナの中ではちょっと異色の、モロッコの田舎に滞在したかのような気分になれるモロッコ版カントリー風宿泊施設(スタイリッシュバージョン)。中庭が広いので、外で気持ちよく食事ができるモロッコ料理レストランとして宿泊客以外を受け入れています。

救世主といったのは、ここでランチ限定で、アジア料理がでるから!

そこで出てくるのは、こんなお野菜たっぷりの、カンボジア発祥の料理ボブン(Bo-Bun)!

そういえば、普通にモロッコで食事をすると生野菜なかったなあ、と気づきました。私が食べた時は、生のミントの葉とニンジン、トマトなど生野菜の歯ごたえが気持ちよく、揚げたての春巻きのお肉もジューシーでした。酸味のあるソースをかけて食べると春巻きも軽く、また野菜の下にある麺がツルツル食べれます。いやあ、モロッコの野菜の味、生で食べると、味が濃いのがより分かります。

お昼限定のボブン(野菜の下には麺がたっぷり)

お昼限定のボブン(野菜の下には麺がたっぷり)

モロッコ料理はタジンにしてもクスクスにしても、サラダにしても、野菜はクタクタにするので、このボブンは新鮮でした!

ランチセットはボブンのアジア料理、モロッコ料理、ピザの3種類。
16h00~18h00は、コーヒーブレイクタイムとして、特別価格でコーヒーやアイスクリームの提供があるようです。(夏の暑い時期は)午後の熱風とメディナの喧騒から避難して、メディナの真ん中の気持ちの良い庭で、美味しものを食べつつ一服するのが賢い過ごし方です。

運がよければ、笑顔のステキなオーナーの奥さん(日本人)に出会うこともあるかもしれません。

お写真ご提供FURUTA-sama

お写真ご提供FURUTA-sama(オーナーご夫婦と)

私の知る限りでは、マラケシュ旧市街の中で唯一、アジア料理が食べれるところ。住んでいる人にとっても、旅行中の人にとっても、これからどんどん暑くなるマラケシュでは重宝すること間違いない、LA FERMEのアジア料理ランチ。ぜひ一度。

http://www.lafermemedina.com/

場所は、タクシーの運転手にリアドラルースと伝えれば、すぐに分かります。ジャマエルフナ広場からだと、車で10分程度でしょうか。徒歩だと15分以上。

通常はモロッカンレストランですが、昼時はアジア料理が!

(ボブンという料理、実はモロッコで初めて食べました。ベトナムやカンボジアで食べられるB級料理を、フランス人が春巻きを載せて、野菜と肉を同時に食べれるようにアレンジし、フランスで人気になっている今話題の料理らしいです。)

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