内装もサービスもいい感じです、loft
実は、マラケシュほど外食で残念な思いをするところも珍しいのではないか？と正直思っていました。
カサブランカは、港に行けばそれなりの値段でおいしいシーフードが食べれます。
日本食レストランも中国人が経営しているそれなりの中華レストランもありました。
（ついでに言えば、裏レストランですが韓国料理も食べれました。）
ラバトはもちろん首都ですから、昔からフレンチ系に限らず日本食や、各国レストランのおいしい店はあり、パン屋やパティッスリーもレベルの高いものがあったと記憶しています。
エッサウィラなどの海沿いの町では、シーフードを食べれば外れることはそうない。
マラケシュはもちろんツーリストの町。インテリアがおしゃれな店、モロッカンテイストを利かせた雰囲気のいいレストランは星の数ほどあります。ですが、どうも値段と中身のバランスのとれた、もっと贅沢をいえばコストパフォーマンスがいい店が少ない気がします。
日本ではランチで1000円ちょっと出せば、おなかも質も両方満足できるものが食べれます。
私は職場近くのすし屋で、650円で板前さんが握ってくれる寿司定食を食べていました。
しかも、私が嫌いなイカ、タコなどの頭足類は抜いてくれ、希望のほかのネタで握ってくれるのです。
今思うと天国ですね。
激しく、脱線しました。
２階の内装restaurant LOFT
もちろんお金をだせば、WOWというおいしいものは食べられます。マラケシュのLUXURYホテルのレベルは
相当なものです。ですが、わたしが必要としていたのは、普通にビジネスマンが日常的に使える1000円ぐらいでお腹もいっぱいになり、ちょっと雰囲気のある、満足感の味わえるような、おしゃれな食堂的なものでした。
で、やっと見つけました。接客も雰囲気も感じがよく、安心して食べれるところ。
Restaurant LOFT
求めていた平日限定お昼の定食が125DH （うる覚えだ..）ほどで、アラカルトメニューの中から選べる料理の種類も迷うほど揃っています。ビジネスランチに利用する外国人が混じっているグループなども居て、そうそう、こんな雰囲気求めていた～という感じでした。カサブランカでもそうでしたが、地元ビジネスマン（あえて、サラリーマンという表現は使いません）が通っているレストランは外れがないです。
場所はGuelizeのCarre Edenから徒歩5分弱。すこし分かりにくい場所にあるので、写真を撮りました。
道に迷ったら在住外国人らしき人に聞いてみてください。
間違っても、そこら辺をフラフラしているモロッコ人に聞かないこと、です。
ギリーズの少し奥まったところにあるLOFT
昼食時間は迷わずFormula Midiで、がっつりステーキがおすすめ。
メイン＋デザート、アントレ＋メイン、アントレ＋アントレの組み合わせで、メニューから選べます。
モロッコでおなじみのレンズ豆(Lentil) は、生まれて初めてワインヴィネガー味。
モロッコではいつもなんとなくはっきりしないスパイス味の煮込み豆になって出てくるので、
Lentilはもっさい食べ物というイメージが付きまとっていたのが、一気に払拭。
なんておしゃれでさわやかなの！という事で、自宅で作ってみました。
ニンジンの細切れもいれると、歯ごたえも楽しめ、大満足。
restaurant loft lentis salad(
レンズ豆サラダ）
最近、機会があれば新しいレストランで食べてみようと頑張ってますが、良いレストランの食事はどこかしらに工夫がされていて脳にも刺激を与えてくれます。モロッコの食材を使ったプロの味付けやプレゼンテーションの上手さからいろいろ（知らず知らずのうちに）インスピレーションをうけたようです。
LOFTのおかげで最近、料理のスイッチが入っています。
スープを作ればクルトンまでやってみる、彩りを添えてみるとか…。
やはり舌と目に刺激を与え続けることは大事だ、ということで、外食する立派な大義名分が完成です。
Restaurant LOFT
cheese cake
このケーキ、見かけはおいしそうですが、酸味が少なくまるでババロアのような…。なかなか期待通りのチーズケーキにはなかなか出会えないモロッコです。