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スペインがイスラム勢力に統治されていた時代、アル・アンダルスのマラガ(スペイン南部)に産まれたアラブ人
Abu Muhammed Ibn Al Baitarはアラブ世界が科学・医学・哲学においてヨーロッパ諸国より先進していた時代の高名な植物学者です。
この頃、アンダルススペインではいろいろな分野でヨーロッパより先行しており、多くの先進的な成果がヨーロッパ北方に伝えられ、アラブ人の活躍ぶりにより外科技術、医学は大きな発展を遂げたと言われています。アル・アンダルスは灌漑技術を駆使した、その時代、群を抜いて美しい町だったそうですが、それはいまも残るアルハンブラ宮殿を訪れると全く納得としか言いようがありません。
Abu Muhammed Ibn Al Baitarが記した「薬と栄養全書」(1758年にラテン語に翻訳されて、そのご19世紀初頭まで利用されていたそうです!!)においてアルガンオイルの万能性はすでに注目され、Miracle of Natureと記述されているそうです。
Abu Muhammed Ibn Al Baitarはスペインのセビリアで勉強し、その後は植物摂取のために北アフリカ一帯まで訪れていたようですが、各地で様々な植物の持つ力に驚かされた彼が“ミラクル”と称したアルガンの歴史はそこまで古いのかあ、とモロッコでアルガンと出会い目を大きくしたであろう植物学者に勝手に歴史ロマンを感じています。
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