アルガンオイルの有機認証について

USDAcosmebioeco-certlogo
現在、モロッコ政府はアルガンを国の重要輸出品の一つととらえ、品質が適切でないものを国外に出さぬよう、アルガンオイルの質を一定に保ち、モロッコを代表するオイルの国際的評価を維持するために努力しています。

輸出許可証をもっているメーカー商品にはほとんどの場合、上記の有機認証マークがついています。

右のECO CERTマークは、フランスの有機認証機関のマーク。
オーガニックコスメ認証の世界シェアは約75%。製品の95%以上が天然原料であるというマークです。有機に関しては、意外にも商品すべての重量の10%が有機農法であればOKなのですが、アルガンの樹についてはそもそもモロッコ南西部の地域で農薬を使わず育ちます。ですから、基本的にはどのアルガンオイルも”有機”といえば有機です。

Cosmebioはフランスの有機コスメ認証機関のひとつ

左、USDAはアメリカ農務省傘下のオーガニック認証機関です。

実はこちら、ECO CERTより有機に関しての基準は厳しく、原料の95%以上がオーガニック原料の場合にのみ、容器包装にこのマークを付けることが許可されます。

では、有機マークがついてないアルガンオイルは、有機ではない?
というと、そうではありません。長い期間をかけて乾燥地帯でゆっくり育つアルガンの樹は、樹齢200年になるものも。1000年ごろの書物にもその記述がありますが、農薬などは使わずこの地に生息してきたものですから、基本的にはアルガンオイルはすべて有機であると言えます。

nectaromeアルガンオイル100ml(最新ボトル)

nectarome有機アルガンオイル100ml(最新ボトル)

では、このマークがついている商品を選ぶ意味は?
それはメーカーが各組織の輸出基準を満たした施設でオイルを生産し、品質管理などがきちんと行われていることの証明です。

また一般的にこういった国際的な認証を得るには、百万円以上の金額がかかり、毎年更新が必要になりその度に更新料も発生します。

そういった意味では、このマークがあるということは、規模のある程度大きいメーカーで、ちゃんとした組織であるという意味でもあります。

まだまだモロッコでは掘っ立て小屋のようなところでオイルを製造しているところもありますので、こういったマークを1つの目安とされるのはいいかと思います。

もう一つの購入のポイントは?製造年月と使用期限が明記されているか。

モロッコ政府の法令により、輸出用アルガンオイルには、製造年月と使用期限(製造月より24か月間)の明記が求められています。これにより、消費者としては買い物がしやすくなり、アルガンオイルを数本まとめ買いしても、製造年月が分かれば、製造月の古いものから順に使うことができるようになりました。

モロッコの老舗メーカーNECTAROME(ネクタローム)から個人輸入代行でアルガンオイルを買われる場合、基本的には、オーダー後製造するので、鮮度の高いオイルがお手元に届きます。

夏の暑い時期など、オイルの酸化が心配なときは冷蔵庫で保存することもNECTAROME(ネクタローム)担当者は勧めていましたよ。

モロッコ老舗メーカーNECTAROMEが、マラケシュ近郊にある生産工場より、直接日本のご自宅にサボテンオイルを届けします。Secrets-marocが輸入代行者となりますので、メーカーとの面倒な外国語でのやり取り、国際宅急便の手配などご心配いりません。料金等はお問合せフォームより、お願いします。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする