日本からモロッコに来るほとんどの人は、カサブランカ IN/ OUTの飛行機利用が多いと思います。Marrakech al HAOUZ県に住んでいるわたしは、国外に出るために、まず、カサブランカまででる、というのがかなり負担です。マラケシュまで降りていき、その後列車でかるく3時間は揺られカサ市内到着、という旅程。
しかし、マラケシュから”日本”ではなく、”ヨーロッパ”にでるのは、いたって簡単。直行便にのれば、2,3時間で欧州主要都市に行けたりします。じつに色々なキャリアがマラケシューヨーロッパ各都市へ飛行機をとばしています。しかも、マラケシュ空港は市内から車で15分ほど、空港からのシャトルバスも約400円で運行中、バス内のWifiはきちんと作動していました!
わたしは、モロッコに住んでいると時々、無性にどこか別の国に出たくなる感覚がおそってきます。そういう時には、ネットで格安チケットを買い、ポルトガルなり、イタリアなりスペインなりへぴゅうっと行きます(行けるような身軽さになりたい、と思っていますというのが正直なところでしょうか)
先日はイタリアに住む友人を訪ね、RYAN AIRで往復2万円弱でした。
(RIAN AIRでチケットを購入すると、空港から市内までのトランスポートを予約しませんか?などといろいろポットアップがでてきますが、これお勧めできません。ローマ・テルミニ駅からチャンピーノ空港までバスを予約し、クレジットカード決済したのですが、結局、予約確認メールが届かず…。前日にメール問合せしても、音沙汰なし、当日に届いたメールは自動メールで、バスは第三者会社が運営しているため、予約確認メールが届かない場合、直接電話をしろ、と。で、実際に電話するとうちの会社はそのサービスやってない、と言われ…。
結局、親切な旅行者の厚意でタクシーに同乗させてもらい、無事空港に着きました…他にもFAST TRACKをチケット購入時にあわせて買いましたが、優先してセキュリティチェックを受けることもできず、無意味でした。)
話しがそれましたが、約2年ぶりに使ったマラケシュMENARA空港、これまで工事していた新しい棟がオープンしており、そこの施設がかなり充実していたので、レポートです。
まず、外から見ると、この近未来的なガラス張りドーム。これがモロッコの空港?と目を疑います。(ごめんなさい)
おいといて、今セキュリティチェックが厳しくなっています、以前はなかったのに、靴を脱いでからボディスキャンされました。そして、パスポートコントロールでは入念に入国日やら詳細をチェックしている様子。時間もかかります。
そして抜けた先には、いろいろな飲食店が入っています、な、なんとラバトの老舗(まわる)寿司屋MATSURIが!朝食を食べていなかったので、急いで走りよると、12h00オープンとのことで、試食は無理でした。
気を取り直して歩いていくと、大阪の心斎橋のデパ地下にあったパン屋、PAULが!これも興奮、でも、搭乗券もってないとポールで食べれないのってある意味、在住者には酷、というか、意味ないな、という感じ。今からモロッコ国外に行く人は、ヨーロッパでおいしいパンを食べる機会いっぱいあるでしょうから。でも、旅行者で賑わっていました。あとは、フランスの軽食チェーン店もありました。
ちなみにこのPAUL(君)、カサブランカ、ラバトでは、数店舗あります。
そして、このプレイグラウンド!1組親子しかいませんでしたが、こんなのがまさかモロッコの空港にできる日が来るとは!?という感動を覚えました。トイレも、個室の数が増えて、いつもの並ぶトイレではないので、良しです。
新装メナラ空港、こんな感じでちょっと感動しました。ヨーロッパ諸都市の老朽化した空港に比べたら、ピッカピカ。2016年にCOP22を開催した時に頑張って仕上げたのでしょうが、やるなあ、という感じでした。