モロッコといえば、Ghassoul(ガスール)というクレイが有名です。ガスールはフェズ近郊アトラス山脈の麓の限られた土地で採れる粘土土壌鉱物です。
(クレイテラピーの講習をうけ、ガスールは2ミクロン以上と粒子が荒いので、正確にはクレイではなく、シルトという土壌鉱物に分類される、と知りました。訂正いたします。分類は、国際土壌学会による)
髪からフェイス、ボディに使えますが、モロッコの強い太陽、乾燥した空気によって、ますます乾燥肌になった私の顔には、少し洗浄力が強すぎる気がしていました(身体にはたっぷりつかいます)。
そこで、敏感肌、乾燥肌用と書かれていたnectarome(ネクタローム)のホワイトクレイを使いはじめました。
ネクタロームのホワイトクレイは色に関係なく、ホワイトカオリナイトに分類されるもので、肌質に合わせて2種類あります。
- 乾燥肌、敏感肌用に適した「White Clay」
- オイリー肌向けの「Green Clay」
もう1つおすすめのマスクが、スペシャルマスクとよぶのが相応しいモロッコ秘伝の「Radiance mask with 20plants( ラディアンスマスク)」。
こちらにはニジェラや、ダマクスローズなどが配合されていてオイリー、乾燥肌でもOK。肌質を選びません。乾燥肌の方には2週間に1度の利用、ノーマルオイリーの方は1週間に1度ぐらいの頻度で。
まずは天然の鉱物100%のネクタローム「ホワイトクレイ」「グリーンクレイ」を使うときのポイントです。
陶器やガラス製容器にいれたミネラルウォーターにクレイパウダーをパラパラっと均等にふりかけ、クレイが水分をきれいに吸収するのを待ちます。(クレイは水道水の含まれる塩素などを吸収してしまうので、ミネラルウォーターかローズかオレンジのフローラルウォーターをお使いください)
外からみると、あれ?まだクレイがパサついている部分がある?と感じるぐらいの水量でOK。詳しくは、こちらの記事を。
そして、顔と首にまんべんなく塗り、15-20分そのまま置きます。必ず表面が乾燥する前に、ぬるま湯で洗い流します(クレイが乾燥し始めると、クレイが吸収した毒素などが再び身体に放出されるおそれがあるので)。
クレイを厚く塗った場合は、30分ぐらいまで延ばせます。
クレイを使う際のポイントは、水とクレイの割合。ホワイトカオリナイトは、クレイ100に対して水は75。75gのお水に対してホワイトクレイ100gが必要です。
次に、乾燥肌にもオイリー肌にもおすすめできるマルチで頼れるnectarome「ラディアンスマスク」の使い方。
小さじ3杯のローズウォーターもしくはオレンジブロッサムウォーターとマスクの粉末を混ぜ、ペーストをつくります。その際、できれば、肌質に合わせて、有機卵を加えると、さらに効果が実感できます。
- 黄身→乾燥肌、ノーマル
- 白身→オイリー肌
15分ほど顔に塗ったままで、その後、ぬるま湯で洗い流します。
顔色のトーンが見違えるほど明るく、クリアになります。あるエスティシャンの方も、ひと手間かかるが、このマスクの効果は目に見えるので愛用している、と仰っていました。
卵の黄身や白身を入れずとも、お水に溶かしてペースト状にしたものでも、見違える感がありますので、一度お試しください。ラディアンスマスクは、すべて天然ゆらいの成分でできていえ、和漢のハーブを思わせる香りも好評です。
モロッコのクレイといえば、Ghassoulばかりが注目されますが、正直、ホワイトクレイ(グリーンクレイも)を使ったあとの肌の明るさ&ラディアンスマスクの力に、ちょっとビックリしています。なぜこの2種があまり宣伝されないのか、何か秘密があるのか?と勘ぐってしまうほどです。
≪ラディアンスマスク全成分》
ギンバイカ(銀盃花)・ローズマリー・ダマスクローズ・ニガヨモギ・フェヌグリーク・ワイルドカモミール・クローブ・キャラウェイ(セリ科ハーブ)・アニス・タイム・アマ・ラベンダー・ツルマメ・インゲンマメ・ひよこ豆・ソラマメ・フェンネル・カオリン・サボンソウ・トウモロコシ
マスク各種、取り扱いサイズ一覧
- ラディアンスマスク(with 20 plants) 100g/500g
- 海藻マスク(Gelling mask) 100g/500g
- グリーンクレイ/ ホワイトクレイ 100g/2500g(2,5kg)