9月に新学期が始まり、毎日の昼ごはん作り、未舗装道路をわざと歩く子供の汚れた服の洗濯(全自動ではありません…)、毎日掃いてもはいても砂が入ってくるのでほうきで掃き掃除、習い事の送り迎え、とばたばたする日々。
おまけに11月1週目だというのに、日中は30度の気温。とくにこの時期の太陽は熱を出したりするといわれ、気を付けなければいけない照り方をします。そんななか送り迎えのために片道45分を往復。
そんな日々で先週は、必ず週1で通っていた地元のハマムに通いそびれてしまいました!
そして、今週はぜったい行かないと!と普段は行かない平日午前中にいつものご近所ハマムへ。
期待していなかったのに、ハマムはガラガラ。こりゃラッキーと思っていたら、最近見かけなかった垢すりの上手な女性がいました。おお、ダブルラッキー、子供たちが学校から帰ってくるまで時間ないけど、絶対今日は垢すり頼もう!ということでお願いすると、80KGはあろうかと思う身体のこの女性が、パンツ一丁で現れ、床にゴロンとなって、と言われ、あとは、もう‘まな板の鯉‘。
されるがままに垢すりされるわけですが、この女性(多分まだ20代)、垢すりがパワーがあるので同時にマッサージをしてくれているような圧力もあり、なおかつ、「そうそこ!そういうとこ垢たまってるし自分じゃ届きにくいの!」という部分をピンポイントでこすってくれるのです(くるぶしの溝とか。。)
なので、身体の血行が促進されます。そして、さらに良いのが、垢すり中は何もしゃべらずただ黙々とほんと一生懸命やってくれるのです。
ハマムには2,3人垢すり女性が待機しているのですが、年配の女性にお願いした時は、上手は上手だったけどお金を渡した時に、もっと出せ、と言われたのがちょっと引いたので、以後ご遠慮していたのです。
最後に、「とっても気持ちよかった、あなたの垢すり最高だ」と伝えると、すんごく喜んで笑顔で返してくれました。そして、あまりお金の持ち合わせがなかったのですが、持ってる分全部を渡し、「後でもうちょっと持ってくるから」と伝えると、「いいよいいよ、ある分だけで」とまた笑顔。80Kg級の大きな身体なのに、笑顔が可憐なお花のようで、いや、やっぱりハマム最高って思った1日でした。
そして、その日の午後、たまたま会った知り合いの女の子に、あら、肌がとてもやわらかい。と言われました。(こちらでは挨拶をするときに抱擁するので、その際、腕に手が触れたみたいです。)特にこれから寒くなると、ハマムに入ってホッ~と脱力する瞬間を待ち遠しくして、1週間生きてる感じになります。
いやはや、ハマムがなきゃ、とっくにモロッコ暮らしやめてるかも、と思うほどハマムいいです。
ハマムのおともとしてまず使うのが、NECTAROME(ネクタローム)のラベンダークレンジングクリーム、ハマム入場後、すぐにクレンジング。その後、お湯で全身を流し、ブラックソープ(モロッコ語ではサボンベルディSavon Beldi)とよばれるオリーブからできたペースト状のものを身体に塗りたくり、10分ほどゆっくりします。
NECTAROME(ネクタローム)のサボンベルディは、業界初のユーカリエッセンスが入った、すっきりとする匂いが特徴。ハマムの番台でも安くサボンベルディが売っているのですが、NECTAROME(ネクタローム)製は香りとテクスチャがすばらしく、癒されます。
その後、お湯できれいにサボンベルディを流し、垢すりします。垢すりが終われば、Ghassoul(ガスール)とよばれるモロッコ特産のシルトで全身をパック。10分ほどしたら、洗い流します。
顔にはNECTAROME(ネクタローム)のモロッコ秘伝パックとよばれるラディアンスマスク(Radiance mask)を使います。使い方は、自宅では、バラ水と卵の白身を混ぜてヨーグルトより少し固めのペーストにします。ハマムではそのまま、ぬるま湯とクレイを混ぜるだけ。その後、顔に塗り、10分ほど待ちます。ぬるま湯で洗い流せば、肌のトーンが一段明るくなったのを実感(けっこう驚くほど明るくなります)。ホワイトクレイについて詳しくは、こちら⇒https://www.secrets-maroc.com/nectarome-whiteclay
その後は、NECTAROMEネクタローム製アルガンオイルで全身を保湿。たっぷり、使います。だいたい、1時間半~2時間ハマムで過ごすことになります。
以上、ハマムの中で何をする?情報でした。