モロッコ行きの途中でパリ

パリではなくフロリダのディズニーワールドです…

パリではなくフロリダのディズニーワールドです…

もう数年前の話しになるけれども、振りかえる精神的余裕もできたので、日本からの引っ越しの話しを。

10年以上前、モロッコの首都RABATに住む友人からシベリア鉄道を使って陸路でモロッコ入りしたと聞いた。
確か、日本⇒韓国⇒ロシア(シベリア鉄道)⇒モスクワ⇒ヨーロッパ陸路でモロッコ入りしたそうで、
その当時は、その話しにワクワクして自分もいつもはシベリア鉄道で!と思ったものです。
時は流れ、モロッコ引っ越しを目前にすると、引っ越しの作業や手続きでいろいろとパワーを使い、
結局はフランスに住む友人を訪ねるという予定に変更、日本⇒パリ⇒陸路にてバロセロナ、その後はフェリーでモロッコ入りをしました。
実際、モロッコ国籍の旦那のシェンゲンビザを申請するだけでも結構な労力を使ったので、現実的にはあの時点で面倒なロシアのビザの手続きなどはやはりできなかった、と思います。

シェンゲンビザ⇒モロッコ人国籍の者がEUに入国するのに必要なビザ。最初に入国する予定のEU加盟国の大使館で発行してもらう。
今回は、日本⇒パリだったので、東京のフランス大使館まで出向く必要あり。
しかも東京のフランス大使館はビザ必要書類に関する質問などに対して、一切電話応答しないので、メールを送るしか方法がない。
しかし!数回送った質問メールへの返信は一度も来なかった・・・。
最終手段、電話で質問を受け付けてくれるスペイン大使館などに電話して、シェンゲンに関する情報を入手しました。
また、こんな不親切なフランスとやりとりしたくない!という方は、とりあえず日本からスペインへ飛んで(スペイン大使館にてシェンゲンビザを発行してもらう)、陸路でフランス入りもオプションとしてあります。

家財道具の処分、書類上手続きもろもろを終え、やっとの思いでパリ行きの飛行機へ。
着いたのは春が来る直前の、ちょっと肌寒いパリ。
エッフェル塔、シャンゼリゼ通りとツーリスト定番コースをこなしつつ、子供がいるのでルクセンブルグ公園でまったりしたり。
で、パリの子供は小さくてもとってもおしゃれな服装で、公園にぴったりな雰囲気を醸し出しているのに対して、うちの子はなんだかジャージぽくて、パリの人のセンスは小さなころから育まれるんだなあ、と感心したものです。
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この旅行、私は子供と旦那のために、と思って企画したのですが、旅行後数か月経ち、
旦那が「パリなんて普通の町で面白くない、そんなにモロッコと変わらない(!+@「:!)、京都の方がおもしろいわ」と言ったので、はあ!?となったもんです。
人それぞれなんでしょうね、ほんとうに。

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