京都市百万遍「ル・マルシェ」のステキな出店者さん3

いつも出店ブースをベストの状態に保つ努力とアイディアに脱帽です(日よけのクロスもいい柄です)

昨年、初夏の初出店の時から、なんどもお隣で出店させてもらっている自然食品を扱うpukapukaさん。

当初は搬入の時に高校生の息子に手伝ってもらっていたため、pukapukaさんが息子に声をかけてくださったりで、少しずつ話しをするようになりました。この方のストーリーはなかなかスケールが大きく初めは飲み込めなかったのですが、毎回pukapukaさんを訪ねて来るコアなお客さんとのやり取りなどを見聞きするうちに、だんだんpukapukaさんの全体像が掴めてきた感じがします。

で、満を期して、ここで少し取り上げさせていただきます(なんだかとっても緊張するのはなぜでしょうか)。

何度かお話しした過去の内容の断片を時系列でまとめると、pukapukaさんはお若いころはモデル業界でお仕事をされており、その後、テレビショッピングの番組に出演などされ、記録的な販売経歴をおもちとか。

その後、お子さまの健康上の理由から、オーストラリア(タスマニア州?)に移住され、そこで自然環境、身体にもよいものを求める生活にシフト、その後、そんな製品を日本に、ということで、オーストラリアの無添加、ナチュラルコスメの輸入などに着手。現在は、エクアドル産の非加熱ココアや、ココナッツオイルなど、世界各地のほんとうに良いものを輸入・販売されています。

この方のすごいのは、出店歴が長いのも関係はしていると思いますが、いつでもブースの製品をベストの状態に保つように太陽の動きに合わせて日よけを取り入れたり、製品の配置を変えたり、出店中つねに製品管理に気を配ってらっしゃり、また、出店中はほぼ休憩なしで、お客さんへの説明に勤まれ、新米の私としては本当に学ぶことがたくさん。こういう方がお隣さんで本当にラッキーでした。

決して自ら多くを語るような人ではありませんが、質問すると親切にいろいろと教えてくださります。

また、兵庫でマコモを自ら栽培されていて、季節になると立派なマコモの穂をブースに飾っていらっしゃいます。それがまた、とても雰囲気があり、イイ感じなのです。なにやら、マコモを乾燥させたものを編み込み、お守りみたくし、いつも持ち歩いてらっしゃるそうですよ。

自社ブランドコクーンのカカオ70%純チョコは手軽においしいチョコレート(キビ糖利用)、またマコモ茶は身体にスッと入っていく感覚が、すごいです。

以前は、関西圏にとどまらず、日本各地を車で移動しながら出店していたそうです。時にはパーキングエリアの車中泊もいとわず!すごいなあ、さすがだなあ、と初めて聞いたときはビックリしましたが、モロッコのゆっくりペースを忘れたくない私は、お隣さんにすてきな刺激を受けつつわたしのペースで今後も出店を続けたいと思っている次第です。

こちらpukapukaさんの会社のHPです。プカプカというのは南大西洋の小さな島の名前だそう。http://pukapuka.co.jp/