毎月1回(だいたい第3日曜)出店しているアンスティチュフランセ関西のル・マルシェ、7月からずっと毎月出ていますが、顔なじみになった出店者さんとのおしゃべりがなかなか刺激的でして、また、お客さんから色々と教わることもあり、月1回の大切な時間になりつつあります。
今回は、ル・マルシェ出店者ご紹介のお2人目。だれでしょう?
こちらのきれいな方です↓
こちら臨済宗のお寺の和尚さんと結婚され、京都住まいをされているフランス出身のクララさんです。
彼女がすごいのはお寺や自宅の敷地で採れた日本固有ハーブ(よもぎ、シソなど)を摘み取り、ご自身でアランビックという機器をつかって芳香蒸留し、ハーブ水を作っていること!。私たちがなかなか目をむけない日本固有のハーブを美容に使う・・・というのが外から来た人の視点でしょうか。
そういえば、実はモロッコではサボテンオイルなどを普段の美容に使っている現地の人はそれほど多くなく、どちらかというと外国人の方がこぞって使っていたり…。かの国でも現地の人よりも外国人の方が、地元の良いものに敏感だったりしますね(-_-;)
そんな彼女のつくるハーブ水の匂いはモロッコのネロリ水とはちょっとちがった優しい、どことなく懐かしい感じのする香りです。ハーブ水以外にもいろいろなアイテムを販売されていますが、私が愛用しているのはこちらのヒーリングバームです↓
スッとする気持ちのいい香りでハンドクリームにもなるし、リップにも良し、なので重宝しています。
クララさんは若いころ、モロッコのハーブを求めて何度かモロッコ北部の方に足を運んだそうです。また、オモシロイのはネロリウォーターを飲用されているらしく、「とってもおいしいよ~」と話していました。ハーブ水を飲む・・・というのは私には驚きでしたが、確かに精油を飲むことはフランスではあるそうですので、なるほど!と。小さいころからクレイを活用したりハーブ水を飲んだりしていたそうで、なかなかの博識です。
ときどきアラビア語を会話の中に挟んで和ませてくれるクララさん、日本語も普通の日本人より上手なぐらいで、いまは京都にしっかり根を張り(お寺のお嫁さんとして大変なこともあるようですが)、京都暮らしがすっかり板についている様子です。
ル・マルシェにお立ち寄りの際は、ぜひクララさんの「おくり屋」さんのブースを覗いてみてください。