モロッコMCT(Moroccan Club Travel)の略歴:

マラケシュとフェズ出身の公認英語ガイド2人が10年以上運営する、マラケシュの旅行会社。プロのガイドとして世界各国の旅行者を案内してきた経歴と、ガイド時代に築き上げた信頼とネットワークでさまざまな顧客の要望に応えてきた。欧米をはじめ、南アフリカや中国、日本の旅行者のためのツアーを作ってきたが、顧客の大半は日本人ということで、日本特有の細かい要望に慣れている。離職率の非常にたかいモロッコ社会で、息の長いスタッフが多いのが特徴、あかるく面倒みの良い女性スタッフが多い。

スタッフMの略歴:19歳の時に、大学の交換留学生としてモロッコの大学で1年学ぶ。アラビア語、中東の歴史を履修。その後、カサブランカの旅行会社勤務を経て、日本に戻る。

30代前半で日本での忙しい共働き生活に見切りをつけ、子ども2人を連れてモロッコに「エイヤ!」っと引っ越しました。しかし、そこは経済都市カサブランカとは全く異なる別世界でした。

最初の数か月は、アトラス山の中腹にあるベルベル村の主人の実家で居候、家電はテレビと冷蔵庫だけ、という生活のハードさを身をもって体感、家族の忍耐強さ、たくましさを実感。
その後、子供の学校や医療事情から、マラケシュ郊外の小さな町に引っ越し。

マラケシュの旅行会社に勤務し、業務として、視察やらお客さんのご案内でいろいろなホテル、スパを訪問。数年間日本人旅客の現地サポート業務、緊急時サポート(例:病院付き添いetc) 、日本語通訳などにあたる。

旅行業は、若いころは何度もやめようと思ったことがあったのですが、結局、人から感謝されることが忘れられずに気づくと舞い戻ってくる場所。今は、自分の18番かもしれないと思う日々。

人とのつながりなくしては生きていけないモロッコ社会。つながりが希薄な日本社会とは真逆のこゆくてあたたかい世界を、より多くの人に体感していただければ…。そのお手伝いができれば幸いです。